ある夏の日、私の浴衣のついたメロンの汁を拭っている叔母の胸元から覗く大きな乳房。その時私はどうかしていたのだろう、ドキドキしながらその胸に触れさせてもらったのを鮮明に覚えている。しかし今思うと、それは偶然ではなく当然の行為だったのだ。私の中に流れる血は、そう、この家に生まれた叔母そして母と同じ血が流れているのだから…。

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