「人妻は恋をしてはいけないのだろうか…。」様々な事情を抱えAVメーカーに出演志願をしてくる人妻たち。その中から泊まりの撮影が出来ない人妻と夕暮れまでの時間限定の不倫デートをする。この企画が生まれた時、私は一人の人妻の顔が浮かんだのだ。かつて他メーカーの撮影で一泊二日の旅行を共にしたあの人妻。今では家庭の事情で主婦業に専念しているらしい。もちろん企画趣旨と反するのはわかっていたのだが、どうしてもあの人妻ともう一度会いたかった。そして関係者の方々に無理をきいてもらい私の希望は叶った。二度目の出逢いの瞬間、私たちはすぐに恋に落ちた。再び二人で過ごす夢のようなひと時。彼女の目が潤んでいる。言葉なんて要らない。ただただ彼女を愛したかった。そう、別れの時間がやって来るまでは…。
