ここは聖ジュ○アン学園。ミサの時間を繁華街でサボっていた彩は、当校の指導員に見つかり、校長室に連れてこられた。彼女は、私に注意を受けても、小生意気な視線を寄越しふてくされた表情を浮かべるだけだ。私は特殊指導室に彩を呼び、再教育を施すことにした。親によからぬことを告げ口されては困るので、この指導に失敗は許されない。尻を叩いただけで、ヒーヒー泣き出したのだ。裸にむいて麻縄で縛り上げ、ロウソクを垂らすと、絶叫を上げて泣き喚く。私は、なおも彩を責め続けた。彩は泣く気力もなくなったのか、最後はみじめにしゃくりあげ「ごめんなさい。もうしません」と呟き続けるだけだった。私の再教育が功を奏したのか、その後の彩はすっかりおとなしくなった。だが、私は彩を手放すつもりはなかった。卒業するまで、私に反抗したことを後悔するがいい。私は校長室に構内の不良グループを呼び寄せ、彩を嬲り者にしてもいいと告げた。私は自分に従う者はどんな存在でも校長の権力を駆使して庇護する主義である。多少、理不尽なことがあってもおとなしく我慢する…それが、学校で学ぶべき最たることだ。彩は身をもってその大切さを知っただろう。

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